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月日は百代の過客にして、行かふ年もまた旅人なり。・・・

・・・そぞろ神の物につきて心をくるはせ、道祖神のまねきにあひて・・・

松尾芭蕉の奥の細道の冒頭である。

私が無性に旅に出たいという衝動に駆られる気持ちをうまく表現してくれている。

時代を超えてもどこか旅することを望む欲求は果てしない。

そしてその旅の喜びを知ったものは何かに取りつかれたようにまた旅に出たいと心狂う。

旅というものは人それぞれスタイルが違う。

今回の旅で自覚したのだが私はatmosphere・・・その空間をまたはその雰囲気を自分のすべての触角で感じることに喜びを覚える。

 

例えば今回もまた2度ほどメトロポリタンミュージアムへ出かけた。

週末の金曜日と土曜日の夕方ミュージアムのカフェで音楽が演奏される。

広い素晴らしい芸術に囲まれた空間でショパンのピアノの調べ・・・

大好きなシャルドネの白ワインを片手にエトランジェ気分を満喫する。

 

時差のせいか夜明け前に目が覚めてしまい、パソコンに向かい始める。

見知らぬ土地の明けていく朝を感じながら、コーヒーを頂く。

見慣れない鳥たちがビルの合間の狭い空を飛び交いながら挨拶に来てくれる。

 

モダンアートを感じさせる街でウインドウショッピングした後のSOHOのカフェ。

行き交う人々を眺めながら、コーヒーを運んでくれたウエイターに

「写真を撮って。」とお願いする。

「僕は写真が上手だよ」と陽気に立て続けに3枚も撮ってくれた。

そんなちょっとした会話がうれしい。

 

今回一番のメインイベント。

昨年もブロードウエイで「CHICAGO」のミュージカルを見ながら、

ここで米倉涼子さんがロキシーの役を演じたのだと涙が出たことをを覚えている。

それが今年は偶然にも私がニューヨークにいる間に米倉さんが舞台に立つことがわかった。

急いで初日のチケットを手配した。

美しい容姿、歌とダンスの力、諦めない強靭な意志、そして努力・・・

すべての結晶が実を結び、選ばれし人だけが立てる舞台だ。

すべてを英語でのびのびと演じた彼女のエネルギーに溢れる感動があった。

私の感謝の気持ちは涙と手が痛くなるほどの拍手。

この素晴らしい舞台の空間を共有できたことを心から感謝した。

若い頃、水谷豊さん以来の出待ち(笑)

この華奢な身体でファンのサインに応えている姿には大物女優のオーラがあった。

 

ちょっとやり過ぎたオプショナルツアー(笑)

反省・・・まぁ、楽しそうな顔してるからヨシとしましょう~(笑)

 

日本食好きな私にとって困るのは毎日の食事。

今回は10日間もいたので3回も来てしまったYAKITOTI TOTTO(笑)。

グーグルで探しながらお店に一人で入るのはとても勇気がいった。

やっぱり焼き鳥と芋焼酎ロック。

日本と変わらぬ味と雰囲気に幸せを感じていた。

 

My Little Babyへのお土産~♪♪